日常系ではありますが、人外とのマグワリありの作品第一弾。
隣の寡黙なオオカミ人間のことを好んでいたけどアピールすることなく隣人として生活してたけど一転。
悲しい知らせがあり、あーどうなるのこれ、これで終わり?回想になって終わり?になりそうなところ、獣人の同僚(友人ではない)が手を加えてくれます。
ただ残酷なのはもう元のお隣さんのようにはならないながらもお互い寄り添える切ないながらもほっこりエピソードで癒されます。

長年連れ添った相方が何も言わずに引っ越すのか…とか思うとなにか尽くしてやろう。と思って尽くしおせっせしちゃう話です。
ページ数の割にエロシーン多め、話しっかりしてて短い割にちゃんと読んだ感あり、ボロンって出すシーンは結構しっかり描いてくれてて『ｴﾛｯ』って思いました。
話の感じ的に二人で暮らす前の高校時代?とか別売りしてると思ったけどシンプルに単話みたい。
できたら別のバージョンの二人も見てみたい、と思いました。

いわゆる枕営業モノです。「恥ずかしい…でもお仕事のために頑張らなきゃ…」って不慣れな手つきで頑張る主人公がなんとも新鮮で可愛くて良かったです。画力レベルが高くてとにかく絵が綺麗なので、ハードなプレイでもハゲデブオッサンが相手でも汚らしさが一切ないのがすごい。浣○プレイ、個人的には大アリなものの作品の絶対数がまだまだ少なく、もっと増えてほしいと思っていたので、アンノウン先生の作品で読めて嬉しい…!そして浣○の醍醐味は羞恥と苦悶の表情であって出すところは絶対見たくないと思っているのですが(ここは好みが分かれると思う)、そこら辺もいい塩梅で私の趣味に合っていました。シリーズっぽいので他のメンバーのお話もあるのかな?それも楽しみ!

まず世界観から面白いなと思い、ツボでした。

アトロ王子の基本真面目で儚げな感じの喋り方とは裏腹に、快楽に落ちる時の喘ぎ声と喘ぎ方がちゃんと青年で激しくアヘアヘで女々しくなく、普段と大違いなところのが個人的にポイント高いですね。
このギャップが逆に好ましく、どストライクでした。
快感に溺れる前と溺れた後の姿、そして勿論出産シーンがこの作品の聞きどころかなと思います。

淫語もたっぷり詰まってるし、声優の五十嵐勇太さんもアヘるの上手いし、最高にエロくて超テンション上がりました。大興奮しました(笑) いやー感謝でいっぱいです。
あの衝撃(?)のラストも禁断ものが好きな自分にはたまらなかったです。
こんなの俺得すぎてリピ確定じゃんか (<-誰も聞いてないぞ?)

高い声で喘ぐ受けが苦手・飽きた方に、この作品をおすすめします。

作者様のサイトに掲載されているこのお二方のお話を読んだ上で、もっとこの二人の話を読みたいと思っておられた方は読んで損はないと思います!!
少なくとも私はすごく満足しております!

ヤキモチ焼いたり、ちょっとデレたりする可愛い伊原さんがいらっしゃいます。
そんな伊原さんにカーッと顔熱くなってる塚本さんとのセットがまたたまりません。
○○に実は弱い伊原さんとかちょっと意外性があってなんとも可愛いですし、興味をもたれた方は、そこは是非ご自分の目でお確かめくださいまし^^

主CPの片割れの佐和君が皆にいぢられてるのがなんとも微笑ましい1冊でもありました。