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「腐界に眠る王女のアバドーン」 へのレビュー

オススメ！コストパフォーマンスが高い逸品。

2014年05月23日咆哮さん

このレビューは参考になった x 2人

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『80年代ファミコン風同人ゲーで約二千円もするのに?』そう思われるのは至極当然ですが、ホラーは駄目、即エロ目的な方以外(特にホラー好きには)かなり満足出来る作品です。

　◇システム:良くも悪くもファミコン、しかし既存RPGと違いレベルはそれ程重要で無く、各キャラ苦手な敵があり、戦闘だけで無く敵と遭遇するだけ恐怖値が上がり、その回復方法も限られ頻繁な戦闘は気絶、最悪発狂のリスクありで逃走も重要ですが、Lvが上がると溜まった恐怖値がリセットされるので適度に戦闘する『駆け引き』も必要で難易度が高いですが、自分は古い名作ホラー映画を観る気分でハマりました。(これがバイ○ハザード並の3D商業作品ならサイレン○ヒルの双璧ものです、少なくとも0より全然凄い。)

　◇ストーリー:『クトゥルフ』『エクソシスト』系、舞台もホラーの定番の廃屋敷、怪奇な出来事、館に関わる人々(ぶっちゃけ生○)不条理な死、惨劇、付き纏う『脅威』と『闇』、多くの謎･･･ホラー要素をしっかり押さえ、エロすら演出の一環とする作り手の拘りが良く出てます。

　◇エロ:正直自分も購入に踏み切るのに一番悩みました。
　シチュエーションは豊富、でも禁断の『ボーイズラブ(BL)』が;;BL機能オン/オフ付きで基本問題無いですが、CGコンプを目指す人はこの仕様ネックかな?CGはフルカラーも用意されてますのでクリア後鑑賞で良いかと。

　◆最後に･･･:自分は今3週目をクリアしましたが、未だ館の真実(一連の猟奇、怪異の詳細。)に辿り着けません、大筋は『何となく判る』が、まだまだ周回、仕掛けがあるのか、単に見落としが多いのか･･･?でもこういう『やりこみ要素』はスキです。(ネットゲーの廃○コンテンツ、ダラダラは嫌いですが。)

　もしご購入をお考えの方は、初回から女性二人は気苦労耐えませんので2週目以降が良いかと思います。