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「ザ・レイプマン8」 へのレビュー

レイプがくれる勇気もある

2010年01月29日   ホトギリス さん

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レイプマン第 8 巻。
当時のもう一つの側面に、女性の社会進出がある。この漫画でも、英国首相や、国内最大野党の党首の名が出ているが、男女雇用機会均等法もこのころだった。女性の管理職はあたりまえになりつつあったし、逆に、女性用の技能職と見られがちだった分野に、男性が進出することもあった。
変わる世のなかは、摩擦を生む。特におやじさんの世代なら、この状況の変化は、めざましいもののように思えたことだろう。漫画のなかでも、
「昔は男のほうが…」
「女は年々強ーなってまっせ」
といった言葉が見られる。こういった摩擦をネタにして解消するのは、じつに漫画らしいカタルシスである。女性がクローズアップされる時代に、筆者はそれをレイプという切り口で斬ったのだ。これ以上のカタルシスがあろうか。
本巻では、女性の進出もここまできたかという衝撃の展開がある。

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