舉報鑒賞

音声だけが流れます。セリフ表示がありませんが、そのことにより、複数キャラが同時にしゃべるということが可能になっています（エロゲだと、立ち絵、音声、メッセージがワンセットになっているため、音声は独立し、一つずつ使われる。プレイしていて、他の子がたたみかけるようにつっこみをいれてほしいとか、複数人プレイなのに行儀よく交代で話をするのはおかしいとか、思ったことはありませんか）。これを楽しめるのが「本編」で、その量もかなり長く、シテュエーションを重視したドラマ仕立てになっています。絵のないのは、想像に働きかけてきて、むしろ利点でした。
「地の文を飛ばす」「主人公（僕）音声を飛ばす」といった機能があるのは気が効いています。男の子の声を聞くのが嫌という人にも安心です。
あと、女性そのもの、男性そのものへの呼称がそうとうなヴァリエーションで、楽しめました。