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主人公は、かなりのおじさんで、自分のしていることがリスキーであることを理解している。露見すれば、社会的信用を失うだろう。そのあたりのリアリティを描いているところは、めずらしいゲームだ。とくに、らめ子が、主人公をなにかと褒め、商売っ気ともとれるあたりが生々しい。
アオリには、「圧倒的無責任」という言葉があるが、無責任というよりはむしろ、責任を放棄、もしくは踏みにじっているという表現がしっくりくる。大人は、あるいは社会人なら、こういったことをほうり投げたい衝動を、心の奥底にもっているもので、それを JK にぶちまけている。
女の子からの呼称「おじさん」は、人を選ぶかもしれない。
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