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寝取られゲーム。シテュエーションが特異で、寝取りでもある。
エンディング数がかなりあり、思惑どおりの結末を見るのはそうとう難しいが、ゲーム中の「情報画面」から、イベント発生条件、および現在のパラメータ、フラグ進行を知ることができる。
主人公の気もちを適確に書けており、冗長に流れることもない。ここが説明くさくないために、ストーリーの分岐に継ぎ目を感じさせないのはすごいと思った。
なお、特筆すべきは菜草さんだ。看護婦ものでも、屈指のエロさだ。年上、おねえさん、そして内向的な主人公、とくれば、そのさきには期待していたものそのものが待っていた。誘惑する看護婦さん。人の体のすみずみを知りつくしている看護婦さん。リードしてくれる看護婦さん。考えていることなんかみんな見透かしている看護婦さん。あなたをもてあそぶ彼女だが、それでも、あなたの矛盾、葛藤、懊悩、嫉妬、そしてストレスにあふれた通院看病のなかの、オアシスでもあるのだ。だって抜いてくれるし。