レビューを報告する

  • 1.情報入力
  • 2.報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。
この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。

「自慰倒錯」 へのレビュー

オススメ! 2003年のエロゲーでは(自分的に)最高傑作!

2008年05月12日   めたる・みにまむ さん

このレビューは参考になった x 19人

オナニーに焦点を当てたある意味挑戦的な作品ながら、まるで自分がその行為を実体験しているかのようなリアルさを感じる素晴らしい作品です。

初めは好奇心から始めた自慰で段々と自分の体を自分で調教し、淫猥な別の自分を自らの手で無意識の内に作り出してしまう背徳感はまさに「倒錯」と言うタイトルにふさわしい淫猥さを秘めています。

原画を担当したタカツキノボル氏(女性の方です)は、BL系の作品の挿絵を多く描かれており、男性向けエロゲーの原画作品はこれが唯一と言って良い程にレアな作家さんですが、女性らしい繊細なタッチと女性だからこそ分かる女体の構造を的確に捕らえた作画、セックスアピールになる部分を十分に心得たコスチュームデザイン(特に、パッケージデザインにもなっているワインレッドのボンテージは秀逸)は本当に凄い!の一言です。

シナリオの巧妙さ・ひきつけ方と絵の綺麗さの二点は本当に評価できる作品です。
夜のお供としても本当におすすめです。

ただし!

3種類あるバッドエンドは、昨今のエロゲーでは見る事も稀な、(別の意味で)本当に目も当てられないような結末(そのうちの一つは猟奇を入れられる程スゴい)になります。(一言で言うなら「自慰バカ一代エンド」)

バッドエンドに耐性の無い方、キャラに極端な思い入れのある方は覚悟が必要です。(エロゲーを数多くプレイしている友人が、このバッドエンドを見てトラウマになったとの事なので)

ちなみに、この作品には非公式ながら続編があるようです。(作画は全く似ても似つかないものになってますが…)
興味のある方は、「狂乱 小早川冴子」で検索してみて下さい。

* は必須項目です)

理由*