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ある日突然、兄と妹の心が入れ替わってしまう話(主に兄視点)なのですが、これが並大抵なTS物ではありません。
これまで妹を大事にしてこなかった天罰とばかりに、妹になってしまった兄はかわいらしすぎる女の子の格好や下着をさせられるだけにとどまらず、女の子の体に馴染めずジャージャーお漏らししてしまうようになるのです!

しかも、体は妹でも心はもう大人。お漏らしだけでも恥ずかしいのに、ついにはオムツまでされて、恥ずかしさと女の子の体の気持ちよさでHな液体まで漏らしてさらに精神的に追い詰められる始末。

戻らない体、とまらないお漏らしというどうにもならない状況にじわじわ追い詰めらていく過程が直接的なH描写がないにも関わらず、なかなかエロくていいですね。しかも、妹たちが素知らぬ顔で兄を自分は兄貴だと言い張るわがままな妹という立場を押し込めていっちゃうんですからもうたまりません。

おねしょの海に藻掻きながら沈んでいき、ついに自我を見失っていく感覚にはぞくぞくする恐れと快感が味わえます。

今回も3章仕立てですが、同作者の他作と違い、段階ごとに区切って話が進む感じは薄めで、一気に話が進むのでやや短めに感じるかもしれません。
ただ、その分かわいらしい元兄貴な妹のお漏らし挿絵がついてくるので感情移入度が高いかと思います。