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「雛鳥の堕ちる音」 的鑒賞

陵辱ではなく、虐待

2008年12月19日   パウリスタ 先生/女士

このレビューは参考になった x 5人

壮絶なインパクトを与える作品です。
絵はご覧の通り、むごたらしいシーンを綺麗に仕上げています。
内容は、無理を承知で、物理的にも生態的にも不可能な描写を次から次へと
ぶちかまします。
やっていることからも、女の子の年齢からも、極限状態を求めてたようです。
ただし、内容的には超弩級サド(女の子たちが感じていないので
SMですらない)、無機質で一方的な暴力です。
なにしろ、イベント絵30枚中、男性器が膣内に入るのは8つだけ、
ほとんどは器具での虐待、長く辛い拷問の連続です。
選択肢は2者選択を数回、エンディングは5通りで簡単です
(プレイ後の後味は、かなり悪いです。お気をつけて)。
物語の展開については長い前振りが結局は生かされず、意味もなく
存在がほのめかされる主人公の両親は登場せずとなんとも知り切れ
とんぼ的な印象はあります(主人公が親父に惨殺されるエンディング
ぐらい用意して頂きたかったですね)。
システム、声優さん、CGなどはいずれも優秀です。
ただし、内容は全て「発狂寸前の失禁まで繰り返し拷問するだけ」
なので、スペースキーを押しまくる場合もあります。
プレイしていてものすごくストレスになる内容でしたが、
精神的に鬱にさせることに快感を覚える真正Sの方にとっては
おすすめだと思います。

* 為必填項目)

緣由*