舉報鑒賞

少女の尻にこの上無い渇望を抱く方に是非お勧めの作品。加えて、自分に多少のコンプレックスを抱いているならばより没入できることだろう。
　肛姦魔というタイトルを裏切ることなく、主人公は全く迷いを抱くことなく、少女の肛門を執拗に追い求める。……乳いじったりはするんだから、ちょっとぐらいは性器に手を出してもいいような気もするが、このあたりは作者のこだわりなのだろう。逆に、そのこだわりに共感できる者なら、購入をお勧めする。

　ただ、個人的に気になったことも1点あり、なにをどうしても主人公の行為が犯罪であるという点が作者にとって看過できなかったのか、途中経過に全く関係なく(というかむしろうまく逃げ延びるような選択をしても)主人公がタイーホされてしまうこと。ここは1ルートぐらい、快感に目覚めて訴えず、今度はトイレの中で主人公を誘う……ぐらいのエンディングがあっても良かったかも。

　ともあれ、作者の次回作にも期待したい。