舉報鑒賞

短いながらもポイントをついたテキストなので、
プレイヤーの分身である悪代官のワル振りが光り、
金と権力で女の子を好き勝手する楽しみが味わえます。
女の子の容姿や性格が様々なので食い散らかすのは楽しいですし、
強い美人を手下にする展開にはゾクゾクしました。

ゲームの進行のしかたによっては
ワル仲間であるサブキャラのイベントも起こるなど、
その点もなかなか面白かったです。

市井の評判が悪かったりすると
時代劇で有名な正義の味方が乗り込んできて
戦闘になるというのもよかったです。
悪いのはこっちなのに、正しい向こう側を
返り討ちにしちゃう背徳感には痺れます。

子飼いの戦力を増やしたり、
賄賂を求めたり臨時徴税するなどしてお金を増やしたり、
市民や上役のご機嫌伺いをしたりと
SLG要素もありますが難しくないので悩むことはありません。
ゲームオーバー時のデータを引き継げたり、
Hシーンだけでなくそのキャラの他のイベントも
閲覧できる機能があったりとおまけ要素も十分に思います。

そういう風にかなり満足していますが不満点もありました。
上役やワル仲間には隠しパラメーターとして
好感度か何かがあるようで、どうやらそれは
ゲームオーバーにもかかわってくるみたいなのですが、
それをプレイヤーが分からないという仕様なのです。
唐突にゲームオーバーになるのはキツかったです。
私の場合は、手探りで何週もしてようやく、
長く続けるコツがなんとなく分かったという具合でした。