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「プリンセスサーガIII ~狂淫の女神官~」 的鑒賞

知的美人は良いね

2007年07月25日   釜戸馬 先生/女士

このレビューは参考になった x 2人

プリンセスサーガ・シリーズの三作目です。
全二作は同時進行する二つの話をそれぞれ描いた物であり、本作も原則としてはそれに準じていますが、若干ながら続き物という形式にもなっています。
つまり、前作の続きとなるプロローグ→前作と同時進行していた出来事を回想する本編→プロローグから引き続いてのエピローグ、という構成です。
とは言え、作品における割合のほとんどは本編、即ちエロシーンですから、特に続き物として意識しなくとも充分に楽しめます。

ヒロインのフェーベは一行の頭脳労働担当で、荒事には向きません。
なので「隙を見て剣で逆転する」か「快楽に屈する」かだった前二作とは異なり、本作での陵辱とそれに対する抵抗は心理戦・頭脳戦の体をなしています。
まあ、とは言っても男共に嬲られてイキまくる点は変わらないのですが。
一行の中の策士であり聖職者という立場であることに対する自覚の持ち方や、理知的でありながらも処女喪失に自分でも意外なほどショックを受けるところなど、個人的には5人の中でこのキャラが一番好きかもしれません。

賢い美人が快楽に溺れる姿などをお好みの方にお薦めです。

* 為必填項目)

緣由*