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「CanvasDVD~セピア色のモチーフ~」 的鑒賞

オススメ! 感動できる【イイ話】になっている

2010年06月08日   NERO 先生/女士

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物語が長く、物語全体に占めるエロシーンの数は少ないです。しかしながら、いずれのヒロインのルートにおいても感動できる【イイ話】になっていて、けっして不満を抱くことはありませんでした。エロシーン度外視でも買って損のない作品だと思います。

 天才的な絵の素質をもち、実際に受賞歴など華やかな経歴をもちつつ、スランプ状態の主人公が、ヒロインたちのおかげで立ち直り、あるいは同時にヒロインたち自身を(それぞれの悩みなどから)救ったりする話です。

 幼馴染ヒロインの橘天音、親の再婚の都合で突然できた「義妹」の桜塚恋、ボーイッシュな外見のヒロイン七城柚子、不思議系ヒロイン(あるいはやや根暗ヒロイン)君影百合奈など定番のようにみえつつも魅力的なヒロインたちが居てくれます。
 
 『変則的な幼馴染』ヒロインとして篠宮悠。教育実習生として主人公の学園にやってきたヒロインなので、「年上」ヒロインですが、主人公の幼馴染。ただし主人公の記憶にはほとんど残ってはいません。
 その一方、悠は幼い頃に主人公に「ずっといっしょに居てあげる」と約束したのに、引越しのために守れなかったことをずっと苦にしていて、いつか主人公に再会しようと誓っており、その年になるまで【処女を守っていた】という律儀すぎる性格です。
 
 少し可哀想なのが橘天音で、主人公が他のヒロインと結ばれるルートでは、それを祝福しながら、帰宅後に泣き崩れるシーンもあります。

* 為必填項目)

緣由*