舉報鑒賞

聞き手が入院している間に、彼女は他の男に…
といったNTRシチュのエロボイスです。

作品としては余計な要素は極限まで削られ、かなりストイックに作られており、そのおかげで他の作品ではなかなか味わえないインモラルな雰囲気が全編から感じ取れてかなり良いです。
そぎ落とすポイントとこだわるポイントの選択がとても上手いと思います。

彼女が懐柔されていく様を場面ごとに断片的に聞く事になることで
余計に自分の疎外感が増す仕組みや
受話器音声ノイズの再現による臨場感
そこからかすかに聞こえる布のスレる音やいやらしい水音や肉と肉がぶつかり合う音
そして秋野かえでさんの、彼氏に対して申し訳ないという気持ちを持ちながらも徐々に堕ちて行く心情を丁寧に表現されている演技が合わさり
独特の雰囲気をかもし出しております。
特に状況説明的なテキストも極力削りリアルテイストで製作されている中で、彼女の心の葛藤がちゃんと感じられる演技が素晴らしい。
前半の必死に誤魔化したり耐えようとするセクションも、シーン8の自ら懇願し快楽に乱れまくり喘ぐシーンも最高。

声もシナリオも良くエロ度も高く、インモラルで作品の方向性が明確に感じられる良作です。