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「ほしフル ~星藤学園天文同好会~」 へのレビュー
2009年07月09日 はや歩き さん
このレビューは参考になった x 8人
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全体的には、学園の仲間たちとの青春ストーリーです。正統派の純愛ストーリーが楽しめます。また、この作品はストーリー重視の作品となっており、Hシーンなどは少なめに設定されています。 物語は、学園の合格発表の日に、主人公の「陽(あきら)」が従姉の「琴音」に告白して、振られてしまう場面から始まります。その後、一学期の途中から本編がスタートして、(キャラにもよりますが)約一年間の長期間にわたって物語が繰り広げられていきます。『作品内容』に書いてある説明からではわかりにくいと思いますが、ストーリーは、結構作りこんだ『深い内容』を持った話となっていました。 客観的に見てストーリーの出来は、かなり良いものだと思います。前半は、友達である「惑」と「水季」の掛け合いや、「琴音」の天然ボケが場を盛り上げてくれ、中盤は、各キャラの『思惑』が交差して話に深みを持たせており、後半ですれ違っていた全員がハッピーになれるエンディングを迎えます。ストーリーの分岐は前半に存在するのですが、少し分かりにくくなっており、自力でクリアするのは結構大変な作業になるのではないかと思います。(ちなみに僕の場合は、100個あるセーブデータの保存場所が全部埋まりました) ストーリーの長さは、ざっくり分けると「琴音」「水季」「瑠歌」>「陽(ひなた)」「流史」です。やはり、前記のキャラ三人の方に力が入っているのか、後記のキャラのシーン数は、1つずつでした。 CGは、物語主体の作品のため、全体としてエロ分が少ないです。その分、物語に集中できるので、途中で話の腰を折るようなことはないと思います。また、ゲームの解像度も高めで、きれいな映像で楽しめると思います。 この作品は、まさに正統派純愛ストーリと呼ばれるべきものだと思います。純粋に物語を楽しみたい方にオススメです。
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