舉報鑒賞

まさに表題の通り、かつて放映されていた日曜日の東映不思議少女シリーズから、
三姉妹のくの一少女が姉妹愛を合わせて敵と戦う作品。

作品自体は1993年とかなり古いものではありますが、
昨今の同人界における若年層の女性に対するニーズとぴったり合うのではないでしょうか?

特に本作の絵柄もキャラクターのタッチが大変柔らかい線で描かれており、
主人公達の世代をラインにてうまく表現されているのではないでしょうか、
もちろん内容の展開は決して柔らかくなく三姉妹が同時に淫らな壺にはまっていく様が
かっちりと描かれており、まさかのラストの展開、ストーリー自体も柔らか温くは決して泣く、その辺も楽しめるのではないでしょうか。

個人的に惜しかったと思うのが、原作では割と三姉妹の性格がはっきり分かれていたのですが、本作ではその位置づけが若干曖昧だったこと。
今後もし次回作を描かれる際はぜひその性格の違いによる、それぞれの乱れる精神状態なども表現されるとより素晴らしいものになるのではないでしょうか。