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「董卓の覇道」 的鑒賞

オススメ! 元ネタのゲームを知らなくても、楽しめる。

2009年09月08日   JP木下 先生/女士

このレビューは参考になった x 4人

評論選擇的類別:

三国志は漫画で知ってる程度で、三国志○戦は「そんなゲームもあったね」レベルだったが、実にすんなりと話が溶け込んできて実に楽しかった。
攻め込む勢力の順番も決まっている上、敵が攻め込んでくることも一部の例外をのぞいてない為、のんびりとプレイできるのも実に良い。
ゲーム中にもヒントが書かれた助言書があり、発売元サイトから攻略が記されたブログへと飛べるため、そこを抑えればまず迷うことはないため、そういう意味でも親切なできである。
エロシーンはほぼ全て後宮の一夜で、キャラも10人ほどいるのでなかなか楽しめた。

欠点としてはやはり三国志○戦がベースになっているため、そちらの戦い方をある程度理解するまでは結構負けこむことが多いことだろうか。
事実私は「攻城を行って城の耐久度を削りきったら敵が残っていても勝てる」ことを知らなかったため、毎回敵を全滅させていたので戦闘にものすごく時間がかかっていた。
また、ゲーム中に各武将のデータを閲覧できない事が意外とネックで、最初は三国志○戦の攻略ページなどを見れば解決すると思っていたが、どのバージョンのカードを参考にしたのか分からないため、実戦にだしては戦闘力や計略のデータをメモする方法をとらざるを得なかったため、そこがしんどかった。

だが、ストーリー展開やキャラの掛け合い(特に董卓の孫娘・董白と配下の田中一郎)は実に面白かったため、その苦労を補って余りあるデキの作品である。

CG閲覧や回想モードなどシステムも一通りそろっているが、音声はなしである。
音声を重視する方はその点にご注意を。

個人的には音声の有無はあまり気にしないため、総合的な評価としては、買って損無し!の太鼓判を押す作品である。

* 為必填項目)

緣由*