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「SEVEN-BRIDGE」 へのレビュー
2008年12月26日 下っ端・改 さん
このレビューは参考になった x 12人
絵柄は人を選ぶかもしれないし、あらすじを 読んだだけではストーリーが想像しづらく、 興味を引かないかもしれない。 それでも個人的には恐ろしく楽しめた。 黒の列車に乗り込んだ人々について、詳細が語られる 場面は少ない。だが、ストーリーの端々に乗客たちの 意志、生い立ちが垣間見え、ストーリーのいわば 盛り上がりの部分以外でも文章を飽きさせなかった。 ゲーム中の音楽もかなりの曲数があり、『世○の車窓から』 を彷彿とさせるものから、北京やヨーロッパをイメージさせる曲まで ゲームを盛り上げる要素として充分機能していると思う。 個人的にはカイのテーマ(?)とボスポラブリッジでの曲が非常にお気に入り。 何故か世間での認知度は低い気がするが、 これほどまでにキャラクターが立っているゲームは そうそう無いと感じる。立ち絵が無いキャラまでが格好良く、 脇役のひとりひとりの出番が少ないのが寂しく感じるほど。 基本的には一本道のストーリーだが、ツボにはまれば そんなことは気にならない。自分は一本道系のゲームは基本的には 一度しかプレイしないタイプだが、このゲームだけは 4回くらい繰り返している。 興味を持った諸兄には是非プレイして頂きたい。
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