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「ぽんふぁーずvol.6「ママ」編」 へのレビュー

オススメ! 正しくない性教育。

2010年07月28日   旅人 さん

このレビューは参考になった x 0人

今回は「ママ」編と銘打ってありますものの、「義理」でございます。
しかしそれを補って余りありまくるほどに「背徳性」てんこ盛りとなっております。

父親の後妻と息子が…という本作、設定そのものは「源氏物語」以来の
「大いなるマンネリ」ですが、あくまで女性主導であるあたり、ブレがありません。

この父親、おそらくシリーズ通して初めてまともに描かれた「大人の男性」なんですが、
扱いが軽すぎます。
反面母親は、逆親子丼かと思いきや、最初からターゲットは息子の方だった上に、
当て付けに夫を利用するわ弱みは握るわの極悪仕様となっております。

正直こっちの方が「悪女」編であっても全然違和感ありません。
「ママ」編なのは、vol.2「ヨーコ」編においての公約によるものなのでしょう。
その「ヨーコ」さん(おそらく)本人も出演してらっしゃる事ですし。

明るく腹黒く背徳三昧な本作の教訓は「ロリよりショタの方が社会適応が簡単」とでも
受け止めればよいのでしょうか。

あと、今回で確信しましたが、「あとがき」の一枚絵は作品の「その後」です。
そのつもりで今までのシリーズを見直してみるのもまた一興なのではないでしょうか。

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