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「ぱいめが」 へのレビュー
2008年12月26日 niNNy さん
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すでにいくつものレビューがあるので、指摘されていない点に絞って書きます。 「ゆのはな」(PULLTOP)、「Clover Point」(Meteor)などを手がけたJ・さいろー氏のシナリオです。個人的に大ファンです。 本作では彼の持ち味とも言うべき熱血コメディタッチが120パーセント濃縮されて表現されています。主人公は超ポジティブシンキング、一途で誠実、ガッツにあふれる熱血漢です。ただし人情の機微には疎いというか、無頓着のきらいがある。こいつがあらゆる障害に決してへこたれずに立ち向かう様に、もう即座に感情移入してしまいます。一歩一歩、夢(ただしアホな野望)へ向かって着実に前進していくが、ヒロインとの相互理解でつまづき、悩み、自分を見つめなおす・・・という流れ。ひっきりなしに連発されるジョークやギャグに気をとられがちですが、こうした心理描写が大変周到で念が入っていることに注目すべきでしょう。登場人物たちの行動も、実に筋が通っていて自然に描かれています。主人公の目標はアホそのものですが、決して凡百のバカゲーではありません。 あと、声優さんの演技もかなり熱が入っていてすばらしい。これもシナリオがいいからだと思うんですよねー。いや、勝手な思い込みかもしれませんが。 全体として、この値段なら絶対に買いです。「俺は笑えるエロゲーは吐き気がするほど嫌いなんだ!」という方を除いて、万人にオススメ。もっと評価されるべき超良作です。
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