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「みとどけびと 第壱話 真夏に咲いた秋桜」 的鑒賞

全般にノリ良し、所々シリアス。そして、ちょっと不思議な幻想譚

2013年03月02日   moony 先生/女士

このレビューは参考になった x 1人

伝奇系、と位置づけられるものかと。

全体的には、主人公が主に突っ込み役で、
相対する人がボケ役のような感じでやり取りが進みます。

ただし、主人公は全くの脳天気でもなく、
考えるべき時にはきちんと考えて行動する。

伝奇系といえば、主人公が特別な力を有し異形なるモノと対峙していく、そのような作品傾向が多いようにも個人的には
思われますが、この作品は趣きを異とし、派手なアクション等は無い代り、互いの心のやり取りをメインとして物語が紡がれていく…そんな作品です。

軽妙でありながらも、根底にはそれぞれの人物(人ならざるモノも)達の真摯なる心の機微、それに基づく言動があり。

ノリは良いが、それでいて淡く、ちょっとどこか寂しげでもあり、そして…心がどこかホッとする…。

物語は値段相応に短編形式となっており、
絵柄も繊細で、個人的には気に入っております。

現実をしばし離れ、どっぷり非日常の世界に浸かる。
というものではありませんが、ちょっとだけ…心静かに落ち着いて、この物語の世界に身を置いてみたい。

そんな方におすすめの作品ではないかなと、思います。

シリーズもののようですので、個人的には、これから語られる
であろう幾多もの物語と、そこで織り成す人や異形のモノ達との心の触れ合いの軌跡。

それを楽しみとしたいなと、思います。

* 為必填項目)

緣由*