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非常にオーソドックスなスタイルのノベルゲームであり、
ゲーム中に登場する選択肢は2人のメインヒロインのうち、
どちらを選ぶかという一択のみのため、シナリオに集中しやすい。

「村」という集団につきものな「儀式」を、
寝取られを盛り上げる要素として上手く活かしている。
この儀式は男性、女性それぞれに用意されており、
女性は淫靡な踊りを男性の前で披露しなければならない。

踊りに関するCGは、残念ながら1枚(+差分)のみだが、
踊っている女性の肢体を描写したテキストが秀逸で、
プレイヤーの想像をかきたてる。

主人公が娶ると誓った相手が、他の男性の前で
「娶られるための儀式」として淫靡な踊りをし、
その淫靡さに欲情する男性達。

そして、その様子を離れたところから
見続けなければならない主人公。
その屈辱感は凄まじいものがある。
寝取られ属性がある方はぜひプレイをオススメしたい。

個人的に気になった点としては、
オートモード(テキストの自動送り速度)がやや速すぎること。
テキスト表示を「低速」にしてみたが、抜本的な解決には
至らなかったので、止むを得ず右クリックで読み進めた。

素晴らしい寝取られテキストを堪能するためにも、
こうした点に気を配っていたただけると嬉しい。