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主人公はかなりポテンシャルの高いヒロインとして構築されている。性格は明るくどこまでも強さを求める性格である。私個人としても、このキャラクター設計には好感を持てる。そういったキャラクターが凌辱されるのだから……燃えないはずがない。この作品のコンセプトのキャラクター設定の成功にある。
もう一つ好感を覚えるのは『なんでも有り』をフレーズにしていることだ。本来格闘というものにルールは存在しない。どんな卑怯なことしても許されるのが自然界の掟だと考える。弱っているのを徹底的に捕食する。それは卑怯でも何でもない。……よくあることだ。それを体現したのがこの作品。どんなに崇高な女性であろうとも、どんなに強い女性であろうとも……弱っていれば徹底的にたたく。食べる。それを忠実に再現した作品だと思う。