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「比翼は愛薊の彼方へ~連理の夢~」 へのレビュー

オススメは主従ではなく繆賢との絆

2009年09月24日   モコモコ さん

このレビューは参考になった x 2人

レビュアーが選んだジャンル :

今回は前作とは主人公および舞台となる国が異なり、
主人×従者になりました。
以前のような2部作ではなく、今作1本で話が完結します。
前作を知らなくても十分遊べますが、前作を知らないと
理解できない事がいくつか出てくるので、前作はプレイして
おいた方が楽しめると思います。

主人公に関しては、前作の昭洸と違い、内向的なので、
前作と同じ系統を求めている場合は注意です。
今作には、成長した昭洸たちが助っ人キャラとして出てくるので
前作までのファンは、「他人から見た昭洸たちはこんな感じ」
という内容のファンディスクとして捕らえた方がいいかも。

公式は主従関係を売りにしていますが、今回の主従は、
相如が対して親しくも無かったはずの恵珂を、
なぜ心酔するのか分からないまま進んだり、
一部、首をかしげるシナリオがあったり…
少し置いてきぼりを食らわされる所があります。

相如と恵珂は、繆賢にべったりな節があるので、
Hシーンこそ無いものの、主従関係より、
兄弟間の絆・親友との友情をメインに考えると面白いと思います。

システム面については、相変わらず不便な点はあるものの、
音量調節の幅が増えたり、セーブ・ロードがゲーム画面から
直通になったり、少しずつ改良されていってます。
今回はシステムの色合いも問題なく、見やすくなっているので
今までの比翼シリーズと比べると、やりやすくなっています。

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