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どこぞの教室らしき場所で、名前の無い女の子が目の前に立っています。
そしてどうこうしちゃいましょうという本当にさっぱりとしたシチュエーションで始まる作品です。

驚くのはグラフィック。肌を滴る水滴の輝きも去ることながら、主人公が潮を噴かせると別場面でちゃんと潮を噴いた後になっているという拘りようです。
また、一部モーションは段階を踏まないと発生しないという事もあり「どうやったらこうなるのだろう?」と試行錯誤しながらプレイ出来ます。

音声も独特です。会話選択肢も、長い台詞も一切ありません。
ヒロインは嬌声こそあげますが、○○が大好き!とか○○のがもっと欲しいといった
直接語りかけるセリフは一切ありません。

マウスジェスチャーはマスターするのにややコツが要ります。当たり判定の処理はかなりシビアです。
しかし反応の種類は多くモーションも無理のない自然な動きであり、目の前に居るのではという感覚を味わえます。
惜しむらくは挿入後のモーション数の少なさです。カテゴリが二種類のみであるのが悔やまれます。

声と動き、そして仕草であたかも「目の前に居る彼女は、自分と非常に仲が宜しいラブラブえっちさんなのだろうな」
と思わせる素敵な作品です。少々お高い値段ではありますが、値段相応の価値はあるかと思われます。