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「ささやき庵 添い寝屋本舗 流撫 弐」 へのレビュー
2012年03月03日 hiro.k さん
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少女、流撫(ルナ)によって語られる、神秘的な物語。 タイトルに添い寝屋というだけあって、ルナも、「あなた」の横で添い寝している、という設定である。 そして、全編を通じて、「あなた」の耳元で、ささやき声で物語を語るのだ。 最初のほうこそ、ルナの言うことに合わせて、自分の中でイメージを思い浮かべることを意識していたが、 途中からは、すんなりとルナの物語の世界に入っていってしまった。 本当は、隣で添い寝している少女に、ささやきかけられているだけ、という当初の設定を忘れるほど、 内容に没入できたのである。 ルナのささやき声が可愛いのはもちろんだが、時々声を押し殺して笑うクスクス声が、非常に可愛い。 眠る前に、おとぎ話をしてくれている気分を味わえる作品である。
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