รายงานรีวิว

とりあえず、サンプルを見て何か熱いパトスを感じたら購入推奨。

基本はオーソドックスに女性主人公の戦うヒロインモノです。
RPGとしての作りが若干荒いところ、あるいは詰まりやすいところ(といっても、私は改善済みの進行不能バグ以外は普通に行けましたが)が欠点として挙げられます。

で、他の数あるこの手のモノとの大きな違いは、
　1、一言でいえば変態の所業
ちょっとセックスして終わりだとかじゃない、ある種のフェチズムにも似た無様に敗北する女性ヒロインの姿が描かれています。
彼女たちはどんなに欲情し、体を汚され、惨めに拘束されても諦めません。完全に屈服するまで戦うのですが、そこがいい。
　2、アーマーブレイクだけじゃない!戦闘中が真骨頂。
戦闘中に脱げました、エロいことされて淫乱値がどうだとかダメージ受けただとか、そんなものじゃない極地がある。
サンプルゲームや動画を見てくれ、わくわくしたか?なら買うしかないだろう?
　3、陰惨にならないコミカルさ、だが失われぬ高潔さ。
ギャグに走りすぎると、なんか鋼のごとき不動の心をもったヒロイン過ぎて、こいつエロい目にあっても堪えなさすぎに見えるし、陰惨過ぎるとストーリー進める気概が減ってしまう。
そこをバランス良く、楽しく進みつつ、堕ちるときは堕ちるものだというものを見せつけてくれる。
欲を言えば、更にイベント増加や特殊敗北の追加がほしいとこだけども。

尚、純粋に適当に敗北する前提で進めた際の難易度としては、アイテム効果や行動順、TP効率等も考えないとエロRPGとしてはちょっと難しめ。
一発でピンチになり兼ねないので、通常攻撃メインでHP減ったら回復、というよくある単純な行動に慣れてる人は要注意、かも。
慣れればそれなりに簡単に思えてくると思いますが。