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コスプレ会場での、レイヤー寝取られもの。

ライターの桂大枝氏は、10年以上前から
自身のテキストサイトで官能小説を公開していたベテラン。

話の筋そのものは、そこまで目新しいものではないのですが、
その表現方法が実に素晴らしい。

コスプレ会場で別行動をとっている彼女の様子が
2ch的掲示板から、アングラ系のチャットサイト、
ふたば的画像サイトへと、流れていく様が見事です。

掲示板やチャットの各コメント一つ一つが、とにかくリアリティがあり、
断片的に、「何かが起こっている」というの分かるため、
主人公の焦燥感を思う存分味わえますw

派手さのある作品では無いかも知れませんが、
「エロゲーばっかりでなく、ちょっと変わった寝取られものを…」と
考えておられる方には、是非ともお勧めしたい作品です。