舉報鑒賞

ゲームの説明文通り有名な童話の世界を主人公が旅する話です。
しかしただのメルヘン世界ではなくかなりダークでホラーな感じになっています。
システムはシンボルエンカウント方式で、戦闘では経験値が入らずソウル(お金的な感じ)を手に入れてそのソウルで自分や仲間のレベルを上げたり道具を買ったりします。
主人公は色つきソウルで自身のステを上げる事もできます。
敵が結構強かったり硬かったりするので、らくらくプレイ用のアクセを付けて攻略した方が物語が楽しめると思います(どこにあるかは付属のテキストに書いてあります)

お話の方は個人的にかなり引き込まれました。
なんというか、ほんとは恐い童話シリーズを読んだような心境でした。
特に上手いと思ったのはメインストーリーを表ルートと裏ルートに分けた所だと思います。
表は所謂『その世界の危機を救う』というお話で裏が『世界の秘密を暴く』というお話です。
表をクリアするとまたフリー行動になって裏のルートにも行ける様になります(というか表のボスを倒さないと裏ルートに行く為のアイテムが手に入らない)
表ルートも結構ダークなノリでしたが、裏ルートは更にこっちの心をえぐってきます(そもそも裏ルートに行く条件が精神的にキツイ)
裏ルートのエンドは本当に衝撃しかなかったですね。

実用性に関してはテキストはかなりエロイです。
絵柄が独特なので会えば問題ないかと。
それと画面が暗めなのでダッシュ移動だと通れる場所を見逃してしまったりもするのでそこは注意ですね。