舉報鑒賞

最近は着衣ものが続いていたこの作家さんの、久しぶりの露出もの。着衣ものも詩情が溢れて秀逸だけれども、個人的には、こういう露出ものでこそ本領発揮!と言ってみたい。といってもタイトル通り、全裸じゃなく「限りなく全裸に近い」、ある意味全裸よりもエッチなコスで、しょーもない悪者と理不尽な正義の戦いを強いられて、その身体の全機能を活用して正しく勝利する少女の物語です。ささやかな小品だけれども痛いほどツボを押さえていて、楽しくてエロい。この作家さんにしかない独特のテイストで、いけてます。もしサンプルを見て気になったなら、このおとくな価格で、このスジの愛好家は買わないわけにはいかないでしょう。
モノクロのマンガ・バージョンはこの作家さんの初めての試みでは?と思われますが、悪くないですね。絵もいいけど、セリフが(ありえないぐらいバカっぽいけど)またいい。今後、カラーでシリーズ化してくれたらまた面白いだろうなあ…などと期待してしまいます。