Rapportera granskning

3周ぐらい遊んでみたのでレビュー書きます。

　まず、前作前々作に比べて、RPGとしてのゲーム性は劣ります。ただその分を探索とエロシーンに余すことなく注ぎ込んだような印象。
　遊んでいると、なんか殆どエロシーンみたいな感覚になる。というのも様々なシチュエーションが用意されているので、マップを移動してイベントを埋めるためエロ、戦闘してエロ、金稼ぎのためにエロ、みたいな感じでゲームが進んでいく。
　それぞれシーンのクオリティは高いし、相変わらずこのサークルはエロのコンセプトが一貫しているので、その点は非常に素晴らしい。百合・触手・ふたなり・孕ませと今作も男キャラは皆無に等しい。特に「淫魔領」と冠するだけあり、エロエロな雰囲気は過去最高かもしれない(苗床DCとはまた違った方向で)
　なので過去の作品のように「遊べるエロRPG」を期待すると、そこからは少し逸れるのかも。しかしながら全くゲーム性がないかというとそんなことはない。十分遊べる内容だった。感想のシビアな部分はあくまで過去の作品に比べると、という話です。
　総評。やっぱり月の水企画は非常に良い。この感想も今作はどこにゲームの比重を置いているのか、という点を中心に論じたものであり、全体的なクオリティは非常に高いと思う。ヒロインも可愛い。第三作も、自信をもってマイベストに数えることのできるゲームでした。

　あと、おまけゲームが追加されたのでそっちにも触れておきます。おまけゲームは過去作からポーラが主人公を務める、言わばミニRPG。ただしエロ成分は全然ミニじゃない。これだけでワンコインぐらいなら全然出せるクオリティ。
　全体的に苗床DCの罠エッチに特化したようなゲーム。どうやら新システムの模索みたいな実験作らしいが、むしろ既に一つの進化形として満足できるレベルにあります。おまけなんてもったいない。