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「MaiDenSnow Eve ~さる前夜祭~」 的鑒賞
2014年03月21日 コチップ 先生/女士
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評論選擇的類別:
今自分の他のレビューを見返すと、自分はとかく気楽なエロより、確りとしたゲーム性や世界観とうまく融和したエロさに、より惹かれるようです。この作品もその一例でした。 具体例は色々ありますが収まらないので一番言いたいことだけ。 本作の目玉を一言にすれば、不思議のダンジョンというジャンル(あえてローグライクといいませんが)と輪姦陵辱の奇跡的相性でしょうか。 本作はとにかく輪姦の何たるかをゲームシステム的に表現することに魂が込められていると感じます。 ヒロイン操作系のエロゲの例に漏れず、本作もメインのエロイベントは敗北から始まるのですが、本作が凄いのはグラフィックやテキストでと言うより、ゲームシステムの力でもってそれを表現していることです。 体力付き抵抗ができなくなるや否や、たちまち敵に囲まれ(比喩でなく八マス周囲を)、装備を一つ一つ剥がれ破かれ(実際に)、怒涛の如く陵辱されます。その時陵辱行為一つ一つが「スキル」として表現され、ログが流れていくので、「これが陵辱か」とつくづく実感してしまいます。 風来の某やら大冒険やらをやったことがあれば、立ち回りをしくじって強敵に囲まれ成す術なくボコボコにされる状況は死ぬほど味わいますが、本作ではあの絶望と脱力がそのままエロさに昇華されるわけです。 考えれば、輪姦物を表現するのに不思議のダンジョン系ゲーム以上の選択ってないかもしれません。完璧な取り合わせじゃないでしょうか。 他、うまく嵌ると爽快感たっぷりのよく練られたスキルシステムだとか、カスタマイズ要素、自由な攻略ルート、羞恥要素、気にいった所を挙げれば切りなしです。 まあ四の五の言わず買いましょう。安いです。 最後に難点。結構エラーで落ちます。目に見えて複雑さがわかる本作のシステムからすれば少々のトラブルは止むを得ないと思うものの、今後の改善に更なる期待を。
(* 為必填項目)