舉報鑒賞

作中一本道を強制的に歩かされて、そこには主人公の瑞々しい肢体を狙う男達の妨害があるんですが、普通そこって目的を持って潜入してる主人公の牡丹としては男達の手をすり抜けて体力が持つ間に脱出したいのが本音じゃないですか。
だけどプレイヤーたる私の操作一つでわざと敗北したりポロリさせたりしながら(牡丹の意志とは裏腹に)行動する羽目になるんだけれど…。

で、ここで最初に綴った部分に触れるんだけどプレイ中に一本道での演出見たいのにうっかり妨害の手を潜り抜けちゃったんです。そこで私、「おっと…バックして凌辱されてもらおうかなgff…」なんて思って↓キーを押したんです。
そしたらなんと牡丹ちゃんのセリフが出て「私…今自分で下がろうとした…?」って言うんですよ!プレイしてる私の意志でプレイヤーキャラたる主人公が思いのままに動くのが当然だと考えていた私には衝撃的でしたね!エッチの過程が丁寧でその選択を選ぶ主人公の行動はプレイヤーにしっかり委ねられているのにも関わらず、そこにはしっかり牡丹の意志が介在していたのです!

これ以外にも危機的状況などに対して、自分自身の実力をしっかり理解して、この状況で主人公がこう動いたら、こういう思考になるはずという展開がなされている為に、決して長いストーリーではないが非常に丁寧で濃密な物語になっていたのが高評価でした。