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「【実験】友達以上恋人未満の奥手な幼馴染にアプローチを掛けてみるお話」 的鑒賞

オススメ! 丁寧な日常描写が光る作品

2014年02月07日   ミハヤ 先生/女士

このレビューは参考になった x 2人

奥手で、純情な幼馴染の女の子に、主人公が必死にアプローチを掛けていく物語です。

まず、とにかく目を引くのが3時間を超える時間。
そのボリューム感は、もはや言葉で説明する必要もないでしょう。

この作品の幼馴染は、無邪気で食いしん坊な、とにかくかわいい感じの女の子。
主人公のことが大好きながら、まるで恋愛慣れしていないためにその好意が恋愛方面に向かず、そこが主人公の悩みのタネになってしまっているという感じです。

前半は、日常生活の中で、幼馴染が意識してくれるように小さなアプローチを積み重ねていく話。
もう既に二人付き合ってんじゃないかと思うくらいあまあまな感じですが、それでもあと1歩を踏み出せない、もどかしい感じが楽しめました。

中盤は、少しずつ二人が男女として踏み込んだ関係になっていく話。
よくわからないなりに、主人公への好意から、さまざまな奉仕をする幼馴染。
純粋で、何も知らない幼馴染に罪悪感を覚えながらも、甘い誘惑に逆らえず奉仕をさせてしまう主人公。
前半から積み重ねてきた二人の初々しさの描写が、エッチシーンのドキドキを何倍にもしていると感じました。

後半は、さらに踏み込んだプレイと、二人の恋の結末の話。
短い期間の中で、大きく揺れ動いた二人の関係。それに大きな不安を抱える幼馴染。
いつでも無邪気な少女が零した大切な気持ちが胸を打ちました。

ほのぼのして、甘くて、エロくて、感動もあって。
様々な要素が響きあって、とても聴き応えのある作品でした。

個人的なエロシーンのお気に入りは、11話。
基本リードされる側の幼馴染が、うかつに動いたり声を出したりできない主人公を責める話。
無邪気さゆえにグイグイ責めてくる小悪魔っぷりがとてもよかったです。

* 為必填項目)

緣由*