“循環理論の父”と呼ばれるイブン・アンナフィース(Ibn al-Nafis,アル=ナフィスとも)の半生を第三者視点から綴る伝記的なビジュアルノベルです。
日本では見ることの少ないエジプトの偉人の物語を、異国情緒溢れる音楽と魅力的な人物たち、そして史実を基にしたシナリオが非常に盛り上げてくれます。
また劇中に出てくる難病も、その描写と時代設定からおそらくペストだと推察することもでき、当時の資料を探すことでイブン・アンナフィースの更なる偉業に触れるという楽しみ方ができるのが、本作の最もすばらしい点だと思います。
歴史物や伝記などが好きな方、異国情緒溢れる物語が好きな方にはぜひオススメです!
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