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主人公「エスクラド」は、"マーシャン公国"の聖姫「オルウェン」を奪い去り、国境の砦を占拠した"黒の従者"一派頭領。
そんな彼を討伐し、愛すべき「オルウェン」を救い出そうとする女騎士「ディーナ」と対峙した「エスクラド」は、
彼女の器量を気に入り、自らのモノにしようと行動を開始する――
というオープニングから始まる本作。

まず目を見張るのは、作中の様々な演出についてでしょう。
エッチシーンは複数コマの漫画仕立てになっており、
ヒロインたちの微細な変化が豊富なイラスト&テキストで表現されています。
また戦闘もオリジナルシステムを導入しており、
敵の行動を予測しながらの三すくみが、好きな人にはたまらない雰囲気を醸し出しています。

それと細かいところですが、
街の遠景がしっかり描写されていたり、起動させたギミックの鎖が実際に動いたりと、
背景や小物にも力を入っていたのがとってもよかったです!

行動を読みあう戦闘が好きな方、
細かい部分の演出にまで力を入れた正統派のRPGが好きな方、
薬やマジックアイテムでヒロインを即堕ちさせるシチュエーションが好きな方にはオススメです!