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「イセリア英雄戦記3」 へのレビュー

いつ誰が堕ちるのか

2015年02月14日   The immortal さん

このレビューは参考になった x 2人

二次元ドリームマガジン誌上で連載中の超長期連載の第3巻。本誌で活躍中の作家陣によるリレー形式で、
いつ、誰が堕ちるのかわからない。しかも読者考案キャラの採用や、読者の投票で話の展開が変化していく等、
作家と読者でともに作品を作っていく感覚が人気です。
この巻では、前巻同様、母国イセリアを帝国の侵攻から防衛するため、そして魔物を生み出す『メイズ』と呼ばれる
地下迷宮の封印の維持のため、W主人公の女騎士セリーヌとフィオナ姫が各国を奔走しています。
イセリアの女騎士たちも、彼女たちに協力する各国の女性たちも、帝国や魔物たちに凌辱され、
すでに堕ちてしまったキャラも多数。セリーヌとフィオナは行く先々でえらい目に遭い、
徐々に肉体を開発されている過程ですが、歯を食いしばって戦っているので堕ちるにはまだかかりそうです。
そんなやきもきする読者のためか、今巻にも書き下ろし外伝として、セリーヌとフィオナの
ifの話が収録されています。砂漠の王国クレオラにてショタ王子ジェダに調教されオアシスの娼婦へ
堕とされるセリーナと、遠く離れた帝国で皇帝の奴隷妻に堕とされるフィオナ姫のお話。執筆は新居祐先生。
さらに、この電子書籍版では最後のページにキャンペーン用キーワードが書かれていて、イセリア英雄戦記
公式サイトで使うと書き下し外伝の後日談のPDFがもらえます。ちょっとうれしい仕様ですね。

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