舉報鑒賞

最近の値段インフレ傾向のツクール系ジャンルとしては破格のお値段を実現してます。
以下の感想も値段を踏まえて記載させて頂きます。

物語全般として主人公とヒロインの関係もほのぼのゆる～りとしており、
ヒロインの一途なところはとても可愛いです。

(1)RPG要素として
エンカウント率がやや低くレベリングに若干苦労しましたが、
ボス戦はごり押しで行けるのでエンカウント率の低さはそこまで苦痛にはならないと思います。
また、装備に関しても道中で拾ったり回復ポイントもあり、シナリオ進行で増えるショップ内容も合わせて
そこまで苦労すると言う場面はありませんでした。
しかし、今後ボリュームを上げて行く場合エンカウント率の低さが所持金に直結するので
プレー全体の流れを悪くする恐れがありバランス調整が必要かもしれません。

ヒロインの防具切り替えでスキル構成が全く違う一種のジョブチェンジ的な要素はとても面白く、
ダンジョン毎に合わせて使い分けが出来るため、
今後ボリュームをまして行くのであれば使い分けが攻略の鍵になってくるのでは?と思います。
(本作では尺の関係で、火力重視で行く事がほとんどの為活用出来なかったのが無念です。)

(2)H要素
シンボリックモンスター(ボス)のみ敗北すると異種姦シーンが楽しめます。
異種姦シーンは全部で3種類あり各シーンで方向性が若干違います。
回想シーンはシステム共通でフラグを持っているので、ボス直前でセーブし(ボス直前がすぐわかる)
一度負けてシーン回収→GAME OVER→ロードで回収が出来ます。

(3)総評
RPG要素・ストーリー・Hシーンに対してお値段がとても安く、コストパフォーマンスは良いです。
絵のタッチも柔らかく描かれており良く、ストーリーも今後の展開が気になります。
是非価格を上げてボリュームと濃度を上げた続編を作って頂きたく思います。