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本作品をまずおすすめしたいのが、ゲームにしっかりとしたゲーム性を求めたい方。

本作では丁寧な作りのシステムと絶妙の難易度調整によって心地よい緊張感のある戦闘が楽しめます。
「アダルト要素も欲しいけど、選択肢選ぶだけのADVや戦闘が繰り返し作業になるような簡単なゲームはやる気しないし…」というような方でも楽しめるでしょう。

一方で、ゲーム内チュートリアルもなかなか親切ですし、難易度を低めに設定して序盤をプレイしてみたところ、サクサクと進められました。
購入した兵器を元値で売却できるといった仕様もあり、「ゲームは好きなんだけど、難しいものは途中で投げてしまう」という方でも遊べるのでは、と思います。

アダルト要素については調教・凌辱寄りですが、基本的にキャラやお話しが能天気なので、陰惨な雰囲気はありません。
テキストの出来はしっかりしており、誤字脱字文法ミス等で興醒めするということはなさそうです。

操作系についてはマウス・キーボードでも遊べますが、ゲームパッドを使うとより快適です。操作ボタンは多くないので安いもので十分です。


もちろんミリタリー好きの方にもおすすめ。

兵器数・兵種の充実具合やそれらの特性をうまく戦闘システムに落とし込んだ作りは嬉しい限り。

また、音については、爆発・銃声など兵器系効果音に、日本戦争ゲーム開発お得意の本物からの加工音を今回も使用しているようです。
BGMも第一ステージからソ連軍歌「聖戦」のいかにもゲーム音楽らしいアレンジが使われるなど熱い仕様。

あとは、最近のアニメでソヴィエト戦車のファンになった、といった方や、ソ連好き・兵器・兵站好きで知られる某漫画家先生のコラムや漫画が好き、といった方にもおすすめです。