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「堕天使たちの狂詩曲」 へのレビュー
2013年10月18日 骨格機械 さん
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キルタイム系の雑誌で精力的に作品を発表しているぱふぇ氏の単行本最新刊。 ぱふぇ氏お得意の、「ふわりとスタイル抜群の戦うお姉さん系ヒロインが、凌辱され貞操観念を傷つけられながらも快楽に悶える」という基本線の短編が収録されているが、過去作よりもシチュ・展開・責め方のバリエーションが豊か。 キルタイム系でありながら、ぱふぇ氏は人間相手ばかりで従来触手をあまり用いなかったが、本作ではそれなりの頻度で触手が登場する。メインの相手というよりも、拘束具や胸や秘所を責める道具的な位置づけ。豊かなバストや艶めく秘所への責めといった氏本来の味付けも健在。まさに、ぱふぇ×キルタイムの洗練された融合がここにある。 印象的だったのは以下の3話。 (1)魔物の罠にはまって捕えられ、快楽調教を受けてペットまで落とされてしまう戦乙女。ヒロインは表紙の子であり、2話あるために、ヒロインがいつもの倍責められる展開は見ごたえがあった。ぱふぇ氏は短編が多いが、連作にも期待したいところ。 (2)触手に変えられた一般市民にしかたなく奉仕するメイド魔法少女。珍しく相手はすべて触手で、ぱふぇ製ヒロインが触手との相性も抜群であることがわかる。触手によるスパンキングや絶頂失禁など、えちぃさも普段と方向性が違って個人的にはツボ。オチも軽妙で、バッドエンドの多い凌辱作品のなかで爽やかな読後感を放っている、出色の短編。 (3)母乳が出る体に改造され凌辱される亡国の姫。「強気だが貞操観念の強いお姫様」をぱふぇ氏に描かせたら右に出る者はいない。個人的には母乳のぬるぬる感が大変えちぃ。 あとがきによれば、今回からは作画にデジタルを導入したそうで、過去作よりも絵が洗練されている印象を受ける。洗練され、かつバリエーション豊かな内容で、ぱふぇ氏ファンもキルタイムファンも手に取ってみて損はない良本。
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