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「Succubus Quest短編EXPANSION —白の史書と色づく魔物—」 へのレビュー
2013年08月11日 しとね さん
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セックスバトルRPGの草分け、サキュバスクエストの第二弾です。 一作目、いわゆる長編も十二分に満足したのですが、今作は、前作の特徴である品のある雰囲気を保ち、更に様々な面で洗練されていて驚きました。 一番大きな変化は、ゲームシステムと言いますかジャンル面でしょう。 前作は間違いなく普通のRPGでしたが、今作はローグライク要素を大きく取り入れており、幾つかあるランダム生成ダンジョンを潜っていくようになっています。 夢の中の図書館を拠点に、不思議な本棚に好きな本を入れ、その本の世界に入るという魅力的な設定で、複数のダンジョンを潜っていくのです。 トルネコやシレンでいう満腹度に相当するものがRealityとして設定され、これが最重要パラメータです。ダンジョンを歩きまわる、魔法を使う、敵にイかされるなどで減少し、0になるとゲームオーバーというシステムになっています。 セックスバトルシステムは、シンボルエンカウントなことを除けば前作に近いのですが、先述のReality要素により戦略性が増しました。それでいて、前の戦闘で高めたテンション(攻撃力補正)が戦闘後初期値に下がらないようになったなど、ストレスは減っていて遊び心地がいいです。 グラフィックも、キャラ絵はもちろん、小物に至るまでブラッシュアップされています。 またキャラクター面では、前作では旅の仲間であるパートナーが一人でしたが、今作では複数名になったのが嬉しいです。 そして何より、主人公がセリフを語り目立つようになったのですが、彼が非常に魅力的に感じられました。色々と斬新でもあったりなかったり。 そしてストーリーなのですが、短編と題されていると物足りないのではと心配になりますが、そんなことはないです。 このシリーズ特有のシリアスなストーリーはやりごたえがあります。 今作からでも問題なく楽しめます、おすすめ。
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