استعراض التقرير

2作目から毎回レベルアップするゲーム性とライトながら美麗なエロシーンが魅力だったシリーズが今作は意外な方向性の進化。

戦闘のほうは前作より大分大味になり、シミュレーションというよりはRPG風味に。武力と兵力のインフレがエルフの守護者からさらに激しくなり、強化系戦術が概ね大幅強化された一方で物理系戦術にランダム要素が入って詰将棋的な用途にほぼ使えなくなったのもあり、有効な選択肢が(玉による強化を行うにせよ行わないにせよ)物理を上げて殴るのほぼ一択に。

一方でエロ要素のほうは大幅強化。イベント絵の枚数自体はそこまで多くないものの、逆にπタッチ・後宮でのハート目・ボテ腹差分とセリフの変化でここまでエロく見せることが出来るというのが非常に新鮮でした。強いて言うなら敗北シーン以外でボテ腹でのエロ絵がほしかったかな?

ストーリーのほうもしっかり伏線が回収される安定した面白さなので、ゲーム要素をさくさくこなしながらシナリオとエロを楽しみたい方にオススメの作品です。