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「体感音声シリーズ「透鏡の怪談-赤い女-」」 へのレビュー
2015年04月22日 Tikuwabu さん
このレビューは参考になった x 5人
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この作品は、まず初めに横になって電気を消して、目をつぶって状況を想像するように勧められるのですが、怖がりの人は注意が必要かもしれません。 正直に言いましょう。ビビりの私は、途中で素直に電気を付けました。それくらいしっかりしたホラーなんですよね。 暗闇の中で、質の高い効果音と、ホラーの基本を押さえたシナリオによるナレーションを聴いてますと、もう本当に怖くて怖くて。ぞわぞわしっぱなしでした。 野上菜月さんの語り掛けも緩急に長けていて、このシリーズはもっと聴いてみたいなあと思わされましたね。 惜しむらくは、伏線らしき過去の経緯が物語上で解決されなかったところでしょうか。ちょっと拍子抜けしてしまいました。 もう少し主人公と幽霊の関係が詳らかになるような、例えば過去を思い出すような展開があったら良かったなあと。 もしかして、続編の予定があったりするのかな? だとしたら、そちらを楽しみに待ちたいところですね。 あと、エロはとてもとても濃厚なのですけど、内容的には幽霊というより化物との性交とでも言うべきもので、ややマニアックではありました。 ぞわぞわするような雰囲気と、背徳的な化物との交わりの相性は非常に良くて、作品としての質は高いのですけど、その点だけは留意すべきかもですね。 総じて良い作品でした。化物とのエロを求めても、ホラーを求めても満足できる作品だと思います。 やっぱり、質の高いシナリオは良いですね。想像しやすくて、臨場感がありました。もちろん、CVの野上菜月さんの力も大きいところでした。緊迫感のある良いナレーションでしたね。
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