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「Charisma Lash Type-S」 へのレビュー

オススメ! 威風堂々たる第四弾。

2017年11月04日   Tikuwabu さん

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 本作はラスボス戦モチーフによるフルオケ東方アレンジシリーズ「Charisma Lash」の第四弾です。
 イラストに付記されている型番を見ますとHACW-TA1033、サークルさんの33作目の作品に当たるようで、初出は2015年。夏コミに出された作品のようですね。
 今回もまた人気キャラが勢ぞろいの内容で、にとり、早苗、咲夜、妖夢、ナズーリン、文の六人の曲がラスボス感満載でアレンジされています。

 このアルバムの路線は第一弾の Type-R に近いものがあって、かなり原典回帰的に全力全開です。
 当初聴いた折は「おお、やべえ。全力だ」と慄いたものでしたが、意外に一枚としての聴き疲れは少なく、ヘビロテの聴き方に大変お優しい一枚となっております。
 音質面での改善が見られるのは、音源の変更なのか編集面での改良なのかはわかりかねますが、音がよりクリアになっているのも第四弾の特徴でしょう。
 また、これまでよりもより現代的な音使いが見られるのも特徴的ですかね。小難しい感じではなく、クールな意味でのそれですが、妖夢の「広有射怪鳥事 ~Till When?」などではその印象が顕著でした。

 納得の名アレンジが並ぶ中、個人的には、意外と言っちゃあ失礼でしょうが、ナズーリンの「小さな小さな賢将」の魅力的なラスボスアレンジには感心させられましたね。
 このアルバムはどの曲もガンガンオラオラ系のラスボス感満載で大変楽しい内容なのですが、意外な伏兵のこの曲、曲の緩急が見事でシリーズを通して見ても特に魅力的な感触でした。

 というわけで、本旨に沿っているという意味でもここまでで一番にお勧めの一枚です。Type-Aの折にも述べましたが、あちらよりこちらの方がラスボス感的に考えてお勧めですかね。
 シリーズに繋がりはないので、こちらから入ってみるのもわりとお勧めですね。良いアルバムでした。

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