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「whatever」 へのレビュー

少女探偵の受難

2014年02月05日   OLD skool さん

このレビューは参考になった x 2人

やや頭の弱そうなピンク髪の少女探偵が主人公の「探偵モノ」RPG。
探偵としての能力はさておき、他人の体液を取り入れる事でその記憶と情景を見る事が出来るという能力を持っており、その力を手に、探偵としての名声を上げていく、というお話です。

探偵モノという事で、世界を渡り歩き、様々な事件(モノ探しから殺人事件まで)を解決していく流れですが、事件には大まかに2つの解法があり、プレイヤーが自ら探偵モノゲームらしく綿密に調査して解決する方法と別に、上記の能力を用いて、有り体に言えばHシーンで精液を得る事で、記憶と情景を元に簡単に解決するという、ヒントシステム的な物がHシーンと直結しています。
ストーリーやエンディングも行動次第でマルチに派生していき、その中でプレイヤー自らの手で事件を解決し、清純な探偵として進めていくか、能力を活用しつつ、淫乱に育てていくか、いろいろな遊び方があって周回プレイも面白いです。

Hシーンに関しては能力に関連した、ある意味では奉仕的なシーンがメインですが、他にも無理矢理な陵辱系や、HRPGらしく異種姦等もあり、バリエーションは結構豊富です。
シーン中も差分展開のみならず、CGに動きをつけたりと、ただ文章だけで流すだけではない点も作者の頑張りが見えますね。
グラフィックも綺麗で、可愛らしいデザインなのが素晴らしく、展開も絵にマッチした鬱展開になり過ぎないソフトな感じなので、ハードな雰囲気がお嫌いな人も安心です。

探偵モノという珍しいジャンルと、ほんわかとしたソフトタッチな雰囲気のHRPG。
サンプルや体験版の雰囲気に惹かれたのであれば買いと言える作品だと思います。

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