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この作品は端的に言うと『音声付きのエロ漫画』なのですが、そのクオリティは他の追随を許さない高さです。

まずコミック自体の出来がいい。
既にフェラチオに特化した狭く深く、の作品を何作も出されているサークルさんなので、エロ描写については流石の一言。

キャスティングも、フェラ演技の上手い声優さんを起用されているのでバッチリです。

そして、これはコミックにただ音声を上乗せしただけの安易な作品…ではありません。

フェラものというのは性質上ちゅぱ音がメインになるので、音声だけだと状況描写がおざなりになりがちです。
その点では細かい描写のできるコミック形式の方が合っているでしょう。
ですが、本作は寸止めフェラもの。
となると、自分のペースで読み進める必要のあるコミックよりも、音声の方が焦らし感があるわけです。
これが、コミック+音声が合わさることでお互いの欠点を打ち消し合って、相互補完が実現されています。
誰もやりそうでやらなかったこの形式を、このクオリティで、自ら切り拓いてくれたサークルさんにはもう感服です。