レビューを報告する

大河ファンタジー凌辱シリーズ「the Legend of the Deep」待望の最新作の本作では、物語の舞台がいよいよ神界へと突入する最終章[Episode:X「神々の黄昏」]の時期における、その背景とも言える奴隷牧場と化した後の人間界の情景が描かれます。
これまでのシリーズ各作品を彩って来た王女や聖なる乙女たちの再登場に加えて、過去作で顔見せ的な登場をしたのみのままだった戦乙女や、存在の示唆のみで正式な登場が待たれていたのがついに実現した王女たちも新たに登場してくれたと言う点でも、非常に意義深い一作となったと言えるでしょう♪

大河作品ならではのシリーズを重ねてきたその集大成とも言える状況でもって、元の各作品本編の補完的なストーリーも兼ねつつ楽しめると言う意味では過去作『DeepMuseum』にも類似しますが、
こちらは現在進行形の、そしてこの点でも久しぶりの「生殖獣の視点で描かれている」と言う点でも、よりシンクロして楽しみながら、同時に物語の背景設定的な部分も伺う事が出来る造りになっている点も大きな魅力です。

小山電脳技研作品としては標準装備(笑)のボテ腹が、今回初めてオミットされる形にとなった点は元からのファンの方の間では賛否が分かれるかも知れませんが、
一方ではボテ腹が余り好みでない～と言う理由で、これまで小山電脳技研作品に手が伸びなかった方にも、本作は安心してぜひ手を出してみて頂きたいですと、お勧め出来る作品にもなっていると思います。

現状分のみでも既に十分に高いクオリティですが、後日のエクステンドファイル追加で更なる充実も約束されておりますし、
章タイトル通り、最後の希望であった女神達の住まう神界さえも風前の灯で、もはや救いは無い。そんな絶望の状況下にと飲みこまれてしまった高貴な女性たちの、哀れで愛おしい痴態の数々を存分に愛でまくれる事確実な、逸品です♪