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「サキュバスの誘惑」 へのレビュー

なるほどこれが悪魔か…

2017年05月20日   LINE さん

このレビューは参考になった x 1人

F・A・Sさんは催眠関係の作品を主立って作成されているサークルさんです。催眠関係が苦手だった私は怖がって今まで手を出さずにいたのですが……2人のキャラクターの魅力にやられて手を出してしまったクチです(はい、この時点で堕落確定してます、本当にありがr)

催眠関係、もっと言うと言葉の選び方がかなり秀逸です。魅力的なキャラクターに合わせて巧みなセリフ運びと伏線の張り方、結末を誤解させるような提案。わかりやすく言えば「騙す」ことが本当にうまいです。お前の目的はわかってる、騙されん、騙されんぞぉぉーという強い意志で挑んでもなに⁉こっちじゃなくてそっちの「騙す」だったのか!?という斜め35度からの「騙し」だったりで、始終主導権を握られっぱなしでした。改めて、ああ、悪魔ってこういう感じなんだなあ、と再認識させられました。
騙されることで、こちらには屈辱や敵対心が残ってより一層騙されにくくなるはずなのに、身構えた所にスルッと体を密着させてきたり、ごめんねと謝罪を入れてきたり、秘部をツツッと愛撫してきたり、胸を押し当ててきたり、言葉で誘惑してきたりと、相手に備えて防御を固めたはずなのに、気をそらされ、気づいた次の瞬間には負けています、いや、本当にいつのまにかです。主人公がヘタレだという部分を差し引いたとしても、こういう展開に果たして勝機があるのかどうか疑問になるくらい、本当によくできたストーリー構成です。

白いサキュバスのスルーアさんは、ちょっと私にはマニアック過ぎて無理でしたが、黒いサキュバスのディーナさんにはいい意味でも悪い意味でもやられてしまいました。(いや、本当にお前のような悪魔がいるか!いいぞもっとやれ!って感じでした)

絶対に勝てない大人の言葉の駆け引き……あなたも挑戦してみませんか?ええ、きっと負けてしまうでしょう。
悔しさも敵愾心も、気づく間もなく……ね

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