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「レムと優しい世界」 へのレビュー
2017年12月14日 LINE さん
このレビューは参考になった x 2人
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邪眼の力によって外に出られない、人付き合いも苦手、サキュバスとしても魅力がない、魔法なんて使えるわけがない、何より自信が持てない、ないない尽くしの内気でイジイジしていた少女が、尊敬する母の為にも自分を変えたいと悲壮な決意を固める所から物語は始まります。 箱入りな状態だったため、世間に疎すぎます、ちょっとそれっぽい事を聞かせるだけで簡単になびいてしまうようなチョロすぎる性格でプレイヤーとしては前途が不安で仕方なくなってきます。家では本の虫だったため物事を物語フィクション然と考えがちなのもそれに拍車を掛けます。 そんな危なっかしい少女が、紆余曲折ありながらも自己を肯定し少女としても、女としても、サキュバスとしても成功し成長していく様を見守っていく、心が温かくなるようなゲームでした。 エンディングは複数あり、そのどれもが違った幸せの形を表現していてよかったです。私のおすすめはアフターストーリーと娼館でしょうか、どちらも幸せというものをガッチリと掴んでいます、こんなに満たされているレムさんを見てると何だがこっちまで心がホッコリしてきます。 なにはともあれ、少女という存在を余すことなく表現しているこの作品、少女の繊細な心、温かい心、思いやる心…そして、残酷なまでの無慈悲さ、あなたも覗いてみてはどうでしょう?そう、そこは優しい世界とヤサシイセカイです。
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