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「乳性牝」 へのレビュー

少年受け6話+少年攻め5話

2016年02月12日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 1人

「しつじ飼い」シリーズ5話+「小芥子」シリーズ4話+他2短編で計11話入りの短編集です。

「しつじ飼い」:実姉と二人暮らしの弟が密かな劣情を抱くも実は姉にバレバレで、ある日を境に近親ズブズブ関係にっていうのが1話で、その後は姉の同僚のOLも加わったり、実はその同僚も弟と近親関係していたりでダブル姉弟乱交に興じたり、と大人の女の色気が若い少年を翻弄する内容となっています。
スーツが似合って格好良さすら漂う美人OLの姉が眼鏡貧弱系の弟を貪るように犯す男性受け型のHゆえに姉の淫らさが際立ってそそるものが有ります。
それでいて、姉らしく弟の心情を気遣い、不安になる描写が細かく、徐々に近づいていく過程が上手く描かれています。

「小芥子」:主人公の父親は年若い女教師と再婚したのだが、年齢が年齢ゆえに父親の男性機能は終了気味で、それを気負うあまり自分の息子(つまり主人公視点)に代わりに嫁を慰めろと言い換えれば義母と生Hしろと強いられたのを切欠にタガが外れ、息子が学校や家で義母に背徳淫行を繰り広げます。
本の前半にあたるしつじ飼いが男性受けだったのが一転して、こちらは男側が攻めて責めて、年上の女教師を戸惑わせる、大人の女を我が物にして行く感が支配欲をくすぐります。
また、女教師とその生徒とあって学校内での隠れた情事も背徳感をもたらしてくれます。

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